こんにちは!しらゆきです。
鹿肉、食べたことはありますか?
鹿肉のローストを作りました。
生肉の写真が出てきますので苦手な方はご注意ください。
いただき物のお肉は鹿の肉だった
えぞ鹿肉を頂きました。ジビエだー!
夫の知り合いのハンターさんがわけてくれました。
さばくのに手間がかかった事でしょう。
ハンターに憧れはありますが、私にはとてもできない。
赤身のお肉です。
同じものを2パックもらって、ひとつは焼肉にしたのですが。
脂肪がなく何かものたりない。
違う料理のほうが合いそうな感じ。
過去に鹿肉を食べた経験
以前に何度か鹿肉を食べたことがあります。
すっごく美味しかった記憶と、
臭いがすごくてとても食べられなかった記憶。
下処理の違いなのか、
個体差なのか、
部位によるものなのか。
子どもの頃母が料理してくれました。
霜降りみたいにサシが入っていて、
焼いただけで美味しかった。
臭いがすごかったお肉はカレーに入っていても臭かった。
鹿肉の栄養、生食は危険
鹿肉は鉄分豊富、低脂肪、高タンパクでヘルシー。
ですが食中毒の恐れがあるため生食は危険です。
75℃以上で1分以上加熱すると安全です。
妊婦さんやお年寄り、小さなお子さんにはしっかり焼いたほうが良さそうです。
鹿肉ローストを作っていきます。
お肉を冷蔵庫から出して30分。
塩コショウをぬります。
オリーブオイルをひいたフライパンを強火であたため、焼き色をつけます。
牛肉とも豚肉とも鶏肉とも違った匂いです。
なんだろう…ジビエって感じの匂い。
オーブンで焼きます
アルミホイルで包み、予熱したオーブンで焼きます。
130℃15分。
低温で焼くとやわらかくなるそうです。
食中毒がこわくて焼きすぎる
焼けたか内部の温度をはかります。
ホイルをあけて、お肉に温度計をグサッと。
50℃、低すぎる。
再びオーブンへ。130℃5分。
再び内部の温度をはかります。
53℃くらい。まだ低い。
全然焼けていない。
この温度計、きちんと測定できているのだろうか?
お湯を沸騰させて確かめてみます。
100℃になりません。別の温度計でも69℃。
熱湯って100℃だったよね…?
温度計があてにならないので、しっかり焼いていくことに。
食中毒には絶対になりたくない。
130℃の低温調理ではお肉内部の温度がなかなか上昇しない。
170℃に温度を上げて4分焼いてみます。
計ってみると、内部は65℃に。
焼けてきた!
でもまだ心配。
170℃4分追加で焼いてみます。
これで内部は70℃になりました。
もう一声!もう一回焼いて最後にしよう!
170℃3分追加。
もう内部は75℃になっているはず。
もう温度は計らずにホイルに包んだまま30分おきます。
切ってみます
切ってみると、
焼きすぎでした。
ウェルダン!
しっかり焼けて茶色に。
ピンク色のが食べたかった。
ホイルにかなりの肉汁が出てしまっています。
温度計のさしすぎか…。
何度もホイルを開けては焼き直したのもよくなかったのでしょう。
鹿肉の味は?
冷蔵庫にあった青じそチューブ、バジルチューブ、塩コショウ、手作りのソース。
色々試しましたがわさび醤油で食べるのが一番好みでした。
焼きすぎても柔らかく、臭みもなく、とてもさっぱりして食べやすい。
おいしくいただきました。
好き嫌いの多い4歳の娘は全く手をつけず。
夫は美味しいとぱくぱく食べました。
ぺろりと完食!
食べ終えて
普段から食べ慣れているお肉にも、感謝しなくてはいけないのですが。
命をいただいているんだなあ、とより実感しました。
子どもの頃食べた鹿肉の味も、すっかり忘れていたのによみがえってきて。
食べさせてくれてありがとう、という気持ちが強かったです。
牧場で育った動物達にも同じく感謝しなくてはいけませんね…。
取り寄せてまた食べたいくらい、鹿肉は美味しかったです。
読んで下さりありがとうございました。ではまた!
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